新型レヴォーグ(VN5)のプロトタイプが行きつけのディーラーに展示されました。

8月にプロトタイプを見た時は電源を入れてもらう事はできませんでしたが、今回はACCまではOKだったのでナビの音を聞く事ができました。

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今回の展示車両

今回の展示車両はGTのメカニカルメーター仕様で11.6インチセンターインフォメーションディスプレイをメーカーOPで組み合わせたモデルでした。OPコードはGACです。

前回見たレヴォーグはSTI Sport EXで12.3インチ液晶メーター装着車でしたが、電源が入れられなかったのでディスプレイは全て真っ暗でした。

新型レヴォーグの特徴であるフル液晶の画面を見る事が出来ずに残念な気持ちでした。

今回は電源までは入れて良いとの事だったので、張り切って室内に乗り込むとメカニカルメーター仕様の車両でした。

出来れば液晶メーターを見たかったのですが、これからはそちらの方が見る機会が多そうなのでメカニカルメーターを見る事ができて良かったと思います。

初めて見たVNレヴォーグのメーターはVMと比べると派手さが無くシンプルなデザインだと思いました。この車両はすでに1567km走行していますので色んな所でテストに使ったのだと思います。

 

ボディカラーはシルバーで前回見たブラックとは大分印象が違いました。これはこれでカッコいいですね。やはり実物は写真で見るよりもカッコいいです。

 

バンパーの黒い部分も最近は他の車でも同様のデザインが増えたせいであまり違和感はありませんでした。自分的にはここまで黒い部分の面積が増えると少しSUVチックに感じるのでVM程度の感じが好きです。

何でもそうですが、最初は見慣れなくても徐々に見慣れるのでこれはこれでいいと思います。

再生できるファイルと音の感じ

ここからは、今回の最大の目的である試聴の話になります。

VNレヴォーグは正式発表になったので、メーカーHPから取説がダウンロードできるようになっています。取説には11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ部分の内容も記載されていて、再生できるメディアやファイルの記載があります。

実は、取説がアップロードされている事を見学が終わってから気付いたので準備不足の状態で試聴する羽目になりました。

対応メディア

取説を読まずに行ったのでUSBメモリーとSDXCカードを準備して行ったのですが、SDカードは挿入口自体がありませんでした。取説にもSDカードの事は書かれていませんでしたがカードリーダー経由なら読めるのかもしれません。

取説によると対応しているメディアはAndoroid端末かiPhone/iPod、Bluetooth機器とUSBメモリーが対応している様です。

ディーラーOPでDVDプレーヤーを取り付けるとCDやDVDは再生できますが、USBメモリー内の動画再生に対応している様なのでOPは必要ないかもしれませんね。

実際、自分は7~8年ほど車でDISCを再生した事がありません。

 

USBメモリーの接続部はむき出しになっていますのでアクセスランプが無いタイプの方が良いかもしれません。夜になると目立ちそうです。

再生可能なファイルは取説によると以下の通りです。

音声ファイル

AAC、MP3、FLAC、ALACなど一通りの音声ファイルが再生できます。

 

動画ファイル

動画ファイルの部分には解像度が表示されていないので再生させて試してみるしかありませんので、次回に試してみたいと思います。

認識できるUSBメモリーはFAT32と記載がありますので最大でも4GBまでのファイルである事は確実です。標準的な仕様だと思います。

 

Bluetooth接続

肝心の音ですが、まずはiphoneをBluetooth接続で試してみました。

再生された音の感じは、普段マルチアンプのオーディオシステムで聴いている自分でも「これで十分かも」と思わせるものでした。

曲名やアーティスト名も表示されるので機能的には十分と言う感じです。

 

ダッシュボードを見るとツィーターは交換できそうな形状ですし、ドアのスピーカーもVMと同じような形状でしたので交換自体は可能でしょうが、交換したからと言って良い音になるかは別の話です。

サブウーファーを追加できればベストだと思いますが、そもそもこのナビにはサブウーファーをコントロールできる機能がありません。

外部プロセッサーを導入してコントロール機能を追加するか、チューンアップウーファーを付ける程度になると思います。

色々書いてきましたが、普段純正システムで聴いているなら全く問題ないレベルの音質である事は確かです。これには正直驚きました。

USBメモリー

今回、USBメモリーにはHiRes(FLAC)ファイルとAACファイルを入れていきました。

全ての操作方法が分からない状態で、試聴時間が10分だった事もありAACを再生しているのかFLACを再生しているのかが分かりませんでした。

両方とも再生できるなら聞き比べをしようと思い、同じタイトルをAACとFLACで書きこんで行ったのが裏目に出たようです。

USBメモリーの中身を表示するとアルバム単位で表示されます。

 

アルバムを選択するとアートワークを表示しながら再生できましたが、ファイルフォーマットが表示されていません。

リストに同じ曲名が表示されていますが、AACとFLACを入れていたので同じアルバムとして認識しているようです。

結果的にはFLACも読み込めていますが、どちらのファイルが再生出来ているかは分かりませんでした。使い込んでいくと表示方法が分かるのかもしれませんが、今回は時間不足でした。

一つ言えるのはBluetooth接続よりは音量も高く、音質も良かったです。これなら本当に十分です。ただ一つ、USBメモリーの接続部がむき出しなのが残念です。

TV放送

TV放送も受信してみました。バッチリ映りますが多分パーキングブレーキを解除した時点で映らなくなると思います。

それと画面が操作パネルと一体化されているので表示面積がかなり小さい印象でした。ここは電波が強かったのでフルセグで受信できました。

走行中はかなりの部分の操作ができないと思うのであまり使わないかもしれませんね。

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まとめ

今回は準備不足と時間制限のせいで満足に機能を試す事ができませんでしたが、標準装備のナビは基本的に良い音である事は確認できました。

但し、画面全体がタッチパネルになっているので全体的に指紋が付いてしまうのが少し気になりました。

今月末から来月頭にかけて試乗車が配備されるそうですので、今回試せなかった機能は走りの部分も含めて確かめてみたいと思います。

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