バッテリーの状態を把握したくてバッテリーチェッカーを買ってみました。

これ1台で電圧、CCA、内部抵抗、SOC(State Of Charge)、SOH(States Of Health)が測定できます。これでバッテリーの状態をいつでも確認する事ができそうです。

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測定はCCAを設定するだけでOK

買ったのはこちらです。

表にはeOUTIL Digital Battery Testerと書いてあります。裏にはMade in Chinaと書いてありました。

 

中を開けるとこんな感じです。日本語と英語の取説が入ってきました。

 

 

測定方法は簡単で、バッテリーのプラスとマイナスに接続するだけです。

バッテリー端子に接続して、電源を入れた後にCCA値を入力するとすぐに測定値が表示されます。取説にはJIS規格のバッテリーは裏面の換算表で換算したCCAを入力するように記載があります。

 

測定したいバッテリーの規格を調べて、この表からCCA値を探します。ネットなどでCCAが公開されているバッテリーならその値を入力すれば良いでしょう。

表中のWET、MF、CMF、SMFですが、WETは液式(普通)、MFはメンテナンスフリー、SMFは密閉式MFとなっています。(CMFはちょっと分かりませんでした。)

 

バッテリーに接続して「ENT」ボタンを押すとバッテリーから供給された電気で電源が入ります。電源のON/OFFスイッチはありませんので、電源を切りたい場合はクリップを外す事になります。

この状態で上下ボタンを押すとバッテリーの規格が変わります。JIS規格の場合は換算したCCAで入力するのでCCAが表示された状態で「ENT」を押します。

 

このバッテリーはラベルにCCA470Aと記載されていますので470になる様に上下ボタンを押します。ここで設定した数字は次回も記憶していますので、1つのバッテリーしか測定しないなら毎回入力する必要がありません。

上下ボタンの長押しで10単位で早送りができますので、スムーズに設定を変える事ができます。

CCAの設定が終わったら「ENT」ボタンを押すと数秒で測定が終了します。とても簡単に測定する事ができます。

 

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測定してみた

家にあるバッテリーを全て測定してみました。

オプティマイエロートップ YTS-3.7L

レヴォーグに取り付けているオプティマイエロートップのYTS-3.7Lの状態です。2016年12月から使用しているドライバッテリーです。

2日ほど乗っていない状態での測定です。(外気温は23℃程度です)

まずはCCAからです。ENTが設定値で、ACTが測定値です。YTS-3.7LのCCAはネットで調べると660Aでした。設定値をオーバーしていますね。

 

次に内部抵抗とSOH(States Of Health)です。YTS-3.7Lの初期内部抵抗値は3.4mΩですので使用開始から3年9か月経ってもあまり増加していない事が分かります。SOHは100%と表示されています。

 

次に電圧とSOC(State Of Charge)です。電圧は低めの12.13Vで、充電量は33%と表示されました。定期点検でも指摘されましたが、やはり充電不足のようです。

ネットで調べるとイエロートップの充電状態は12.1Vで30%らしいので結構正確な値ではないでしょうか。

 

という事で充電器を接続してみました。

充電器の充電量は0%と表示されました。

 

カメラで撮影するとLEDが点滅してうまく撮れていませんが、5時間ほど充電して充電が完了しました。充電量が100%と表示されています。

 

充電後の測定値を見てみます。

CCAは充電前の687Aから787Aまで値が上がりました。

 

内部抵抗値は充電前の4.18mΩから3.65mΩへ減少しました。新品が3.4mΩとの事ですので殆ど劣化してない様です。

 

最後に電圧です。充電前の12.13V 33%から12.74V 94%になりました。

イエロートップの充電状態をネットで調べると12.9Vで100%、12.8Vで90%、12.7Vで80%との事です。

12.74Vだと85%程度になると思いますので値は若干違いますが、目安としては十分な精度ではないでしょうか。

こうなると充電量100%を見てみたい物です。

 

パナソニック 75D23L

レヴォーグから外して保管している標準装着の液式バッテリーです。2019年11月位に外していますので約10ヶ月放置している状態です。

バッテリー上部にラベルが貼ってあり、CCAは470Aである事が確認できます。製造年らしき数字も書いてありますがこれを信じるなら2017年19週製造でしょうか?

2019年9月納車の車に2017年製造のバッテリーが付いているんですね~ こうしてみるとバッテリーって長持ちですね。

 

CCAを470Aにセットして測定すると493AでGOOD表示になっています。

 

続いて内部抵抗ですが、5.83mΩでSOHは100%と表示されました。こうして比べるとオプティマは内部抵抗が少ない事が分かりますね。

 

次に充電状況ですが、12.41Vで61%と表示されました。10ヶ月放置していますがエンジンは掛かりそうですね。

レヴォーグを乗り換える際に3年程度放置したパナソニックの標準バッテリーに、充電しただけで普通に使えた事を考えると当然の結果なのかもしれませんね。

今回は試せませんでしたが、このバッテリーも充電して値の変化を見てみたいと思います。

 

メーカー不明 N-55

ソリオバンディットに搭載されているN-55です。バッテリーの側面がカバーで覆われており、メーカーの確認ができませんでした。

ネットでN-55の高級なモデルのCCAを調べると500Aという数字を見つけたので500Aで測定してみます。

ちなみにCCAの設定を多い数字で設定して測定すると、設定値を元に計算するのでNG判定になる場合がありそうです。

 

CCAの測定値は636Aとなりました。何とレヴォーグ(VMG)標準のバッテリーより多い値です。さすがアイドリングストップ用バッテリーという所でしょうか。

 

続いて内部抵抗ですが4.52mΩと低い値です。SOHも当然100%です。

 

次に充電状況です。エンジン停止後30分程度の時点での測定ですが、充電量が少ないですね。

エンジンを掛けてしばらく走らないとアイドリングストップが有効にならないので、この値でアイドリングストップができるかを判断している様に感じます。

このバッテリーも満充電して測定してみたいです。

 

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バッテリーの状態は電圧だけでは判断できない

バッテリーの状態と聞くと真っ先に思い浮かぶのは電圧だと思いますが、電圧だけではバッテリーの状態を判断できません。

CCA値、内部抵抗値、SOH、SOCの状態を確認して、値を記録しておく事で劣化具合は数字で確認できるようになるのではないでしょうか。

今後は定期的に測定して確認していきたいと思います。

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