代車で借りたフォレスター(SK9)ですが、Panasonicビルドインナビが装着されていました。

初めてビルドインナビを使いましたので簡単にレビューしてみます。

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一体感があります

ビルドインナビっていう位ですから一体感があります。ダイヤル式のボリュームつまみは操作性が良さそうです。

まずは、ディスクやSDカードを入れようと思い、画面オープンボタンを探したのですが見つかりません。代車を引き取ったのが夜だったので分からなかったのですが、画面は開閉しない構造で、ディスク挿入口は思いっきり前面に付いていました。

先入観でディスクは画面の後ろに入れる物だと思い込んでいましたから、全く気付きませんでした。(笑)

 

SDカードは下側のパネルを手で開けると挿入口がありました。USBケーブルはグローブボックス内に配線が来ていました。もちろん、ステアリングリモコンにも対応していますのでステアリングホイールから操作もできます。

 

MFDに表示が出ます

専用設計だけに車両との一体感は素晴らしいです。特に感じたのはMFDに色んな表示が出る事です。

例えば音楽を聞いているいる時はこんな感じに表示されます。

ちなみに走行中はルート設定していなくても制限速度や道路標識などが表示されます。今回は通勤にしか使わなかったので道案内はさせなかったのでナビの性能は分かりません。(写真はMFDに映ったナビ連動のコンパスです。)

 

オーディオ部分をいじってみた

自分はナビゲーション機能よりもオーディオ部分を重視していますのでそちらを中心にいじってみました。

自分の車では、AACとハイレゾのFLACのファイルをSDXCに入れて聞いています。Panasonicのナビは幅広いフォーマットに対応していますので再生自体は問題なくできました。しかし、自分にとっては絶対に必要な機能がありませんでした。

SDカードにはアーティストのフォルダーを作って、その中にアルバムのフォルダーを作る感じで保存していますが、SDカード内の階層表示ができないのです。

フォルダ内から選曲(検索)しようとすると、「全曲」と「フォルダ」が表示されます。「全曲」を選ぶともちろん全曲が表示されますので問題ありませんが、「フォルダ」を選んだ時が問題です。

 

折角、アーティスト別にフォルダ分けをしているのにいきなり最下層のフォルダ(=アルバム)のフォルダが表示されます。また、アーティストや曲名での検索ができないです。

このSDカードには5,000曲程度入っているので、聞きたいアルバムまでたどり着くのは至難の技です。もっとやり方があるのかもしれませんが、取説にもこれ以上のやり方は書いてありませんでした。

 

調整機能

Panasonicビルドインナビには色んな調整機能がついていますが、DIATONEサウンドナビやサイバーナビに比べると自分的には物足りない印象です。

イコライザーや音質モードを選んだり、

 

バランスやフェダーなどを調整したりできます。

 

スピーカー関係の調整は出力、ディレイ(タイムアライメント)、サブウーファーの調整ができます。

 

スピーカー毎に音量を調整できます。

 

サブウーファー出力画面ですがハイパスフィルターの設定が見つけられませんでした。サブウーファーを付けないなら関係ないですが、付けるならちょっと物足りないです。

 

音質

今回のフォレスターは純正スピーカーとの組み合わせでしたが、初めてPanasonicのナビの音を聴きました。carrozeriaやDIATONEサウンドナビなどの音質重視のナビとはちょっと世界観が違う音に感じました。

分かりやすく言うと、大画面TVやホームシアターなどの家電的な音に感じました。良い音かどうかは好き嫌いがありますので、自分の耳で聴いてみるしかないですね。

 

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まとめ

Panasonicビルドインナビはこんな方におすすめです。

・車両並みの保証を求める方

・インパネと一体感を求める方

・車両と連携させたい方

・Panasonicが好きな方

 

オーディオ重視ならサイバーナビかサウンドナビが無難だと感じました。

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