カーナビやカーオーディオの音質調整は知識が無いと難しいと思いますが、「サウンドチューニングMaster」という本がおすすめです。

sound tuning

この本があれば調整の知識と調整用の音源が入ったCDが同時に手に入ります。

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付属のCDが非常に役立ちます

この本は調整用のCDが肝です。

sound tuning (2)

この本は事例に従ってオーディオ調整の用語解説をしていく内容になっています。自分の車に装着されているナビの音質調整画面を開いてもそこに表示されている言葉が分からないと調整が出来ないと思いますが、その言葉の意味を解説しています。言葉の意味が分かればどこをいじれば何の調整できるのか分かるのではないでしょうか。

付属のCDには「接続確認用」「ビビり確認用」「サブウーファーの前方定位確認」「奥行き感の確認」「タイムディレイ(タイムアライメント)調整用」「イコライザー調整用」「ピンクノイズ」「スイープ信号」などが収録されています。これらの音源を使って調整すれば何となく調整していた時よりうまく調整できるのではないでしょうか。

 

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例えばこんな事ができます

このCDに収録されているピンクノイズを使うと自分の車の音響特性を測定する事ができます。測定にはスマホが必要ですが無料アプリで簡易的に測定する事ができます。本格的な測定は専用マイクや有料アプリが必要ですが、何もないよりは調整の目安になると思います。

今回はiPhone用のアプリを紹介します。App Storeで「ETANI RTA」と検索して下さい。

sound tuning (3)

このアプリは音響測定用の機器を販売している会社のアプリですが機能制限版を無料で使う事ができます。

→ETANI RTAの使い方の記事はこちら

sound tuning (1)

こんな感じに測定できますのでピンクノイズを再生しながらイコライザーやクロスオーバーなどを調整して測定してみると変化が目で分かるようになります。音の聞こえ方は人それぞれですので音が見える事によって自分の基準を作りやすいのではないでしょうか。

例えば、カーナビに最初から入っているイコライザーのプリセットを選んでも「音が良くないな」と感じた時は測定してみるとどこかの帯域にピーク(盛り上がり)やディップ(落ち込み)があるのかもしれません。その部分を調整すると自分好みの音に近づける事ができるかもしれません。

調整がうまく行かないけどやり方が分からない方はこの本を買ってみても良いのではないでしょうか。

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