あけましておめでとうございます。年末から新年に掛けて本格的に雪が降りましたので、ブリザックVRX3で雪道を走ってみました。

7年履いていたREVO GZ LVから履き替えた印象を書いてみたいと思います。

スポンサーリンク

第一印象は「ん?滑る?」です

今まで色んなスタッドレスに乗ってきましたが、モデルによって縦方向(発進・直進方向)が強いモデルと横方向(コーナリング・交差点など)が強いモデルと両方のバランスが取れているモデルがあると感じています。

自分は横方向に効くタイヤが好きなのですが、以前履いていたREVO GZ LVは横方向寄りのバランス型に感じていました。意図した以上に横に滑る事も無いので何の不満も不安もなく乗っていました。しかし、今回のVRX3はREVO GZ LVと比べると縦も横も滑りが多い印象に感じています。

具体的に言うと、発進時にトラクションコントロール(TRC)が作動する頻度が増えた事と交差点などでフロントやリアが滑ってVDCが作動する回数が増えた事です。REVO GZ LVではTRCもVDCも殆ど作動しませんでした。

縦と横を比較すると直進時の発進やブレーキはまだましですが、横方向が滑る印象ですので右左折時に気を付けて乗っています。

サイズは違いますが家にあるVRX2やREVO GZでは全然滑らない場所で滑るのでちょっと身構えて乗る感じです。

また、自分のレヴォーグはVTD方式のAWDなのでリアに駆動配分が多いのですが、アクセルを少し多めに踏むと確実にリアが出る感じです。

好きな人は好きな特性かもしれませんが、今までとキャラが違うので戸惑っている最中です。

滑る原因は?

スタッドレスが滑る原因ってゴムの質、パターン、残り溝、ゴムの硬度など色んな要素があると思いますが、新品タイヤですし殆どの項目は問題ないはずです。

そこで、タイヤの状態を確かめてみる事にしました。

こちらがフロントです。

ヒゲが残っている所もありますので、まだ完全に皮が剥けていない事が確認できます。

 

こちらがリアです。

予想通りフロントよりも剥けていませんね。これは普通の事ですので問題ないです。

雪道・凍結路を走っていると特にリアが振り出す感じがしますが、これが原因かもしれませんね。

走行距離と慣らし

何km走ってこの状況なのか確かめてみましょう。

装着時の走行距離は14,051㎞でした。

 

現在の走行距離は14,994㎞です。

スタッドレス装着後からおよそ943km走っています。

スタッドレスの皮むき(慣らし)は時速60km/h以下で200km以上とブリヂストンのHPに書いています。

https://faq.bridgestone.com/faq/detail?site=ZMZTORE0&category=14&id=41

この条件で良いとすると距離的には十分に走っていますが、実際は全然皮が剥けていません。

慣らし=皮むき終了 ではないって事ですね。

 

ちなみに皮が剥けた状態はこんな感じです。

スポンジみたいな感じの表面で水を吸いそうですよね。

VRX3は943kmも走って皮が剥けない事を考えると耐久性が良いのかもしれませんね。

 

以前、ブリザックREVO1というタイヤをフォレスターに履かせていましたがそのタイヤも履き始めはすごく滑った記憶があります。

しかし、REVO1は2~3,000km程度走った辺りから効きが良くなってきた記憶があります。

REVO1は皮が剥けた後はそれなりに効いていましたが、REVO2、REVO GZ、VRX2は履いた直後(皮むき前)からあまり不安感がなかった事を考えると少し自分の好みとは違う感じかもしれません。

早く皮が剥けた後の状態で乗ってみたいです。

スポンサーリンク

良い所もあります

現時点で良い所もあります。それはドライ路面での感想と同じで、乗り心地と静粛性が凄くいいです。

タイヤが隠れるくらい雪が積もるとトラックなどがチェーンを巻いて走りますが、路面がそろばんの様になります。

以前のスタッドレスでは「ダダダダダ~」って跳ねるような路面ですが、かなり衝撃が少ないです。

なので、隣の車線にはみ出しそうになる感じはかなり抑えられる印象です。

あとは耐久性と皮むき後の効きですが、来年あたりレポートできればと思います。

スポンサーリンクと関連コンテンツ