レヴォーグにリモコンエンジンスターターを付けました。
スペアキーが不要でリーズナブル、DIYで付けられそうだという事でCAMのSMT-10にしました。
通販で購入しました
まずは実物を見たいと思い、近所のオートバックスへ行きました。実物が展示してあり、リモコンの大きさを確かめる事が出来たので値段を確認すると取付費込、ハーネス別で¥35,000と表示してありました。車種別ハーネスとOPハーネスは¥7,000程度なので合計で¥42,000位になりそうです。
早速、家に戻り通販の価格を確認してみました。ちなみに通販でもオートバックス経由しか見つかりませんでした。
OPのハーネスを含めても¥32,000程度で済みそうです。キーレスアップグレード程度の金額ですね。
※2017.07追記
CAM SMT-10ですが注文しようとしても在庫が無いと言われます。おすすめのリモコンスターターだったので残念に思っていましたが販売先がCOMTECに変わったようです。COMTECなら色んな所で入手できそうです。
コムテック COMTEC エンジンスターター&ハーネスセット WRS-11+Be-H201 スバル プッシュスタート車専用モデル
COMTECからWRS-11と言うモデルで販売されています。見た目も機能も取説も同じ物にみえます。
接続箇所は少な目です
CAMのサイトで車種別接続資料を確認してみると特に難しそうな部分も無かったのでDIYで取り付ける事にしました。
接続資料によるとプッシュスイッチ周辺とのれん分けハーネス周辺、運転席側のアクセル脇のパネル周辺をバラすだけでOKです。車内配線だけで済むのはうれしいです。
※2017.07追記
こちらがCOMTEC WRS-11の取説です。同じ物に見えますね。
COMTECの接続情報はこちら
オプションハーネスも買いました
通販で注文してから届くまで1週間掛かりました。納期が5~10日と書いてあったのですが実際にその通りでした。
今回は「SMT-10本体」と「車種別ハーネスH-201」、OPハーネスの「ドアロック配線H-901」を注文しました。適合表に載っているスバル車は同じセットで全ての機能が使える様になります。リモコンが防水なのもGoodです。
※2017.07追記
CAM版とCOMTEC版の違いは以下の通りです。
CAM SMT-10 → COMTEC WRS-11
車種別ハーネスH-201 → Be-H201
ドアロック配線H-901 → Be-970
「WRS-11」「Be-H201」「Be-970」を買うと全ての機能が使えるようになります。
本体とハーネスはこちら → コムテック COMTEC エンジンスターター&ハーネスセット WRS-11+Be-H201 スバル プッシュスタート車専用モデル
ドアロック配線はこちら → コムテック Be-970 エンジンスターター用ワイヤレスドアロック配線キット 【ドアロック配線方式:A及びCに対応】
CAM SMT-10本体
SMT-10本体です。本体ユニットとリモコンとアンテナが入っています。
車種別ハーネス H-201
こちらが車種別ハーネスのH-201です。この配線は必ず必要です。基本的にはこのハーネスだけエンジンの始動、停止をする事ができます。
ドアロック配線 H-901
SMT-10でエンジンを始動して停止するまでの間はドアハンドルやアクセスキーでドアロック操作(ロック、アンロック)する事が出来なくなります。車に乗り込むにはSMT-10のリモコンでエンジンを停止するか、物理キーで開錠する必要があります。
エンジンを掛けたままドアロック操作を行うにはSMT-10のリモコンのドアロック操作ボタンを使用する必要がありますが、操作を有効にする為にはこの配線が必要になります。
また、この配線を使用しないで物理キーで車内に乗り込んでもブレーキを踏んだ時点でエンジンが停止するので再度エンジンを掛けなおす必要があります。よってクイックドライブ(ライド&ゴー)機能を使いたい場合は必ず必要になる配線になります。
余った配線でH-903として代用できます
オプション配線はオプション配線用のコネクターに必要な線を足していく方式です。
オートライトをONにしたままでSMT-10でエンジンスタートをした場合、レヴォーグはエンジンが停止してもライトが消えない仕様ですが「オプション配線H-903」を使用する事でライトを消灯する事が出来る様になります。
しかし、「ドアロック配線H-901」を購入している場合は配線が2本余るので残った配線で(色は違いますが)H-903として代用できます。これでオートライト対応もOKです。
取付の注意点
配線作業は特に難しい部分はありませんでしたが、自分はイモビライザー通信ユニットで見事に嵌ってしまいました。
SMT-10はアクセスキーから出ているイモビ信号を3cm以内にあるSMT-10のリモコン経由で車両に送信する仕組みになっています。接続資料にイモビ通信ユニットを取り付ける推奨位置が書いてあるのでその通りの位置に仮置きし、接続確認を行いました。
取説にはイモビ通信ユニットと車両イモビが正常に通信を行えればメインユニットのブザー音が「ブブブ・・・ ブブブ・・・」から「ドレミ・・・ ドレミ・・・」に切り替わると書いてあります。
しかし、位置を動かそうがコネクターを抜き差ししようが「ブブブ・・・ ブブブ・・・」から全く変化しません。「ん?初期不良?」「接続間違ってる?」とか色々考えて試行錯誤しましたが時間だけが過ぎていきました。
原因は分からず
結局、何が原因か分かりませんが何とか通信できるようになりました。
予想ですが以下の2点が効いた可能性があります。
1.「シフトレバー部のカバーを外していた→取り付けた」
イモビ通信ユニットを隠そうと思い、シフトレバー部のカバーを外して作業していました。シフトレバー部のカバー裏側には何かのユニットが付いていてコネクターが接続されています。これを外したままなのがダメではないかと思い、接続してみました。しかし、接続してみただけでは特に変化はありませんでした。
2.「ドアを開けて設定を行っていた→閉めて設定を行った」
取説にはドアを閉めて設定するとは書いてありませんでしたが、シフトレバー部のカバーを取り付けた後にドアを閉めて設定してみるとうまく通信ができました。ブザー音が「ドレミ・・・ ドレミ・・・」と変化した時はテンションが上がりました。
結局うまく行ったのでこれ以上は深追いしていませんが、もしDIYで作業してイモビ通信がうまく行かない場合はまずはドアを閉めて設定してみてはいかがでしょうか。
ここから先の動作確認は問題なく済んで無事にリモコンエンジンスターターが使える様になりました。
満足です
どの位電波が届くのか試せていませんが以下の動作は確認出来ました。
- エンジン始動、停止
- アンサーバック
- SMT-10リモコンでのドアロック操作(ロック、アンロック)
- クイックドライブ(エンジン停止せずに発車できる)
- オートライト対応(ONの場合で周囲が暗い場合はライトが点灯します)
欲を言えばSMT-10リモコンでのドアロック操作時にハザードが点滅すれば100点ですが、それ以外は自分が求めている物でした。満足です。値段も安くデザインも良いのでおすすめです。
適合情報
CAM SMT-10は以下のスバル車に適合します。
- BRZ ZC6系
- XV GP系
- XV ハイブリッド GPE系
- インプレッサスポーツ GP系
- エクシーガ YA4/YA5/YA9/YAM 系
- クロスオーバー7 YAM系
- フォレスター SJ系
- レヴォーグ VM4/VMG 系
- レガシィ B4 BN系
- レガシィ アウトバック BS系
- レガシィ ツーリングワゴン BR系
メーカーの適合情報はこちら
※2017.07追記
COMTEC版の適合車種は以下の通りです。
- BRZ ZC6系
- XV GP系
- XV ハイブリッド GPE系
- インプレッサスポーツ GP系
- エクシーガ YA4/YA5/YA9/YAM 系
- クロスオーバー7 YAM系
- ジャスティ M900/M910F系
- フォレスター SJ系
- レヴォーグ VM4/VMG 系
- レガシィ B4 BN系
- レガシィ アウトバック BS系
- レガシィ ツーリングワゴン BR系
CAM SMT-10と比べるとジャスティが追加されています。
COMTECの適合情報はこちら
2020.08.30追記
E型以降は上の情報は適合されません。
E型以降はこちらの記事を参考にしてください→レヴォーグF型にサーキットデザインのリモコンエンジンスターターを付けてみた