今更ですがトヨタルーミーに試乗してみました。
新年1発目の記事になりますが、ルーミーは思っていたより好印象でした。
試乗車はマイナーチェンジ後のカスタムG・4WDです
今回はラクティスの車検をとるためにトヨタカローラ店に行きました。1~2時間で車検が終わると言われたので店で待っている事にしました。
色んな展示車があったので、いろんな車に試乗したかったのですが、担当者(同級生)がとても忙しそうにしていたので試乗はルーミーだけしかできませんでした。本当は、ライズとヤリスクロスに乗りたかったのですが、次の機会に乗ることになりました。
普段乗っているソリオとどれだけ違うのか、とても楽しみに乗り込みました。
結果から言うと自分的には全く問題ないと思いました。というのも、ソリオの馬力は91ps/12.0kg・mでルーミーの馬力は69ps/9.4kg・mなので相当非力なのではないかと想像していました。
しかも、車重はソリオが990㎏に対して、ルーミーは1140㎏もあります。スペックを見ただけではかなり遅いのではないかと思っていました。
しかし、走りだすと意外にも軽快に感じました。確かに、4~5000回転位まで回しても60km/h程度しか出ませんでしたが、軽自動車よりは力強く感じました。
そもそも、この車に乗ってスピードを出そうとは思わなかったです。買い物や通勤に丁度良い感じだなと思いました。
あと、ルーミーのメーターパネルはハンドルの前にあるのですが、ソリオはセンターメーターなのでとても新鮮に感じました。
ハンドリング&乗り心地
実は、ソリオに乗り換えた時にラクティスと一番違いを感じたのがステリングフィールでした。
ソリオはセンター付近の反応があいまいな感じで、モヤっとした印象のフィールです。カーブを曲がった際にセンターに戻る力が弱い感じがします。さすがに慣れましたが、好きか嫌いかで言えばあまり好きではない感じです。
ルーミーはラクティスと大差ないフィーリングでしたので全く違和感を感じずに乗る事ができました。
乗り心地ですが、今回の試乗コースと試乗時間内での印象はかなり乗り心地が良いと感じました。ソリオは固めの乗り心地で、少し跳ねる感じがありますが、ルーミーはありませんでした。
電動パーキングブレーキが◎
ルーミーにはマイナーチェンジで電動パーキングブレーキが装備されました。
フルモデルチェンジしたソリオにも装備されなかった装備です。ブレーキホールド(AVH)も付いているので自分のレヴォーグと同じです。
実際使ってみましたがレヴォーグと同じでした。これがあるだけでエンジンパワーの低さをカバーできるほどです。(自分的にですが)
アダプティブクルーズコントロールは試せませんでしたので、車検証ができてきた時に試してみたいと思います。
居住性
居住性もとても気になるポイントでした。
カタログスペック上では室内幅がソリオは1420mmでルーミーは1480mmあります。実際に座ってみると、60mmの差は殆ど感じませんでした。室内長はソリオが2515mmでルーミーが2180mmなのでソリオの方が長いのですが、実際にリアシートの足元はソリオの方が広いように感じました。
リアシート背もたれのリクライニングはルーミーの方が倒れるような感じがしました。
1番違うのはシートを前に畳んだ時の形状です。ソリオは背もたれが前に倒れるだけなのでリアの足元に隙間ができますが、ルーミーはリアの足元まで背もたれが沈み込むのでフラットな空間が長いです。
但し、この状態にすると前席のスライドが制限されてしまいますので一長一短ですね。
まとめ
やはり、車は実際に乗ってみないと分かりませんね。自分的には、加速感やステアリングフィールなどは特に問題ないと感じました。
高速道路は走りませんでしたが、通勤や買い物には十分な性能だと感じました。
しかし、最近は車の価格が上がってますね。今回試乗したグレードの車両本体価格は209万円でした。これにナビやスタッドレスタイヤ、その他オプションを付けると軽く250~270万円程度になりそうです。
自分が若いころはGX71マークⅡのグランデの車両本体価格が200万円台だった事を考えるとこのペースにはついていけません。
とは言え、娘の車をどうするか考えているので色んな車に試乗する事になりそうです。