前回の記事でiPod ClassicのHDDをSSDに交換しようと調べたのですが、考えた結果、中古で5世代のiPod Classicを入手して実行する事に決めました。
と言う事で、5世代のiPod Classicの改造品をオークションで7,000円で入手しました。MA147Jと表示されているので60GBのブラックモデルのはずですが30GBのHDDに載せ換えられています。多分色んな部品を集めて組み合わせたものだと思います。どうせ改造するので動作に問題無ければOKです。
部品も買いました
改造に必要な部品も買いました。
mSATA-ZIF変換アダプター、開腹ツール、SSD、バッテリーです。合計で17,340円でした。
基本的にはここで紹介したパーツでSSD化が出来ると思いますが、自分は1回失敗してしまいました。と言う事で、注意事項を下に書いておきます。
交換方法
交換方法は以下のサイトを参考にしました。
作業自体は簡単なのですが自分は思いっきりハマってしまいました。以下、注意点です。
変換アダプターに接続するケーブルの向きに注意!
改造品を購入したのでバックカバーはあっさりと開いたのは良かったのですが、見た目だけでケーブルを接続してしまい、SSDが全く認識されませんでした。
iPod Classicに入っているHDDを外すとこの向きにケーブルが接続されています。写真では黒いロックレバーが壊れていますが、ケーブルに白いラインが見える側がロックレバー側に接続されています。
アダプターにもロックレバーが付いているので何の疑いもなく同じ向きに繋いで組み込みましたが全く認識してくれませんでした。おかしいと思い、参考にしたサイトを見直してみたらちゃんと書いてありました。どうやら見落としていたようです。
変換アダプターの端子がHDDと逆向きに付いているようで、ロックレバー側には白ラインの反対側を上にしてケーブルを繋がないと認識されませんでした。
とにかくここが重要なポイントですので絶対に間違わない様にしてください。
2日ほど悩みました
実は、記事では簡単に原因を掴んだように見えますが、何度もバラしては組む事を2日ほど試してもダメだったんです。iPod Classicの買い替えも視野に入れながらイチかバチかでハードディスクケーブルを購入してみる事にしました。
早速、探したら売ってました。最近は何でも売っているんですね。ケーブルはメール便で1日で届きました。
届いたケーブルを繋いでみたらあっさりと認識しました。あまりにも付けたり外したりを繰り返したのでケーブルが断線していたのだと思います。購入したiPod Classicは改造品だったので何回か取り外しをしていたので断線しやすくなっていたのではないでしょうか。
ちなみにHDDが認識できないとiPod Classicが泣き出します。この画面が出ている内は絶対に復活しません。この画面を2日ほど見続ける事になるとは夢にも思いませんでした。
ケーブルを交換すると無事リカバリーモードになりました。この画面が出れば第一段階クリアです。
256GBのiPod Classicが完成
iTunesに接続して復元すると数分でリカバリーが終わります。256GBのSSDですが238GBと表示されています。PCの場合もそうですのでこれで正常です。
iPodは接続するPCがMacとWindowsではフォーマットが違うのですが、Windowsフォーマットでは137GB以上の同期が出来ないかもしれないと言う情報を見つけていたので、とりあえず140GB程同期してみました。特に問題無く同期できたのでとりあえずは使ってみようと思います。
SSDに交換すると結構発熱があるような情報も見つけましたが、今回使用しているTranscendの256GBのSSDは特に熱くなる印象もありませんでした。これで、Apple Losslessで10,000曲は入れる事が出来るでしょう。
次は、手持ちのiPodの音質を比較してみたいと思います。
変換アダプター情報、参考になりました
ipodとhddのフレキですが、そのままだとmsata-zifアダプタとの厚みが合わず、ssd認識できませんでした。
フレキの裏側にカプトンテープを3枚ほど貼って厚みを出したら認識できました
richard motokuraさん
コメントありがとうございます。
フレキは数枚買って試しましたが確かに認識しない物もありました。
カプトンテープを貼るって良いアイディアですね。
耐久性と耐熱性が良いですもんね。
カプトンテープを知っているという事は普段使用されてるんでしょうか。
一般的なテープではないですよね。