カロッツェリア サイバーナビの2017年モデルAVIC-CZ901を購入しました。2018年モデルの902シリーズが発表されましたので旧モデルとなってしまいましたが安く買えたので満足です。
4年ぶりにナビを買い換えましたが画面がキレイで感動的です。買って良かったです。
買い替えの理由
今までサウンドナビ(NR-MZ80 Premi)を使用していましたが以下ポイントが決め手になり、サイバーナビに買い替えました。
音楽ファイルと動画ファイルの再生機能
サウンドナビ(NR-MZ80 Premi)はSDカードやUSBメモリーに保存された音楽ファイルの再生に対応していますが、動画ファイルの再生はできませんでした。動画を再生するにはiPodを使う必要がありますのでiPod用に動画を変換してからiTunesでiPodに登録する必要がありました。正直面倒なのでほぼ使う事はありませんでした。(NR-MZ80の3世代後のNR-MZ200以降はSDカードやUSBメモリーからの動画再生に対応しています。)
また、サウンドナビは音楽ファイルはSDカードやUSBメモリーから再生すると最大3,000ファイルまでしか認識しない仕様でしたので手持ちの音楽ファイルを全て持ち歩く事はできませんでした。(最新モデルのNR-MZ300 Premiでも5,000ファイルまでしか認識しません。)
サイバーナビはファイル数の制限がありませんのでこの様に10,000曲以上を保存したUSBメモリーも無事に認識しました。
また、自分はiTunes&iPod、iPhoneで音楽ファイルを管理していますのでAACかALAC(アップルロスレス)を再生したいのですが、サウンドナビはWAVファイルは再生できますがALACの再生に対応していませんのでALACを再生しようとするとiPodかiPhone経由でないと聞く事ができませんでした。
サイバーナビ901シリーズはSDカードやUSBメモリーに記録されたALACもこの様に再生する事ができました。
サウンドナビで動画再生を行うにはiPodを使う必要がありましたがiPodが頻繁にフリーズしてしまい、安定して再生させる事ができませんでした。
サイバーナビ901ではSDカードやUSBメモリーに動画を保存するとこの様に選択して再生する事ができます。フルHD(1920×1080)の解像度の動画を再生する事ができますのでブルーレイ並みの高画質で動画を見る事ができます。
SDカード、USBメモリー、iPodの同時接続が可能となった
サウンドナビではSDカードスロットとUSBケーブルの接続は1つづつしかありませんでした。SDカードスロットにはPremi認証用のSDカードを挿入しておかないと詳細なサウンドセッティングが出来なくなるので常に挿入しておかなければなりませんでした。USBケーブルも1つだけなのでUSBメモリーかiPodのどちらかしか接続できませんでした。
サイバーナビはサウンドセッティングにSDカードは不要なので、メディアファイルを記録した512GBまでのSDカードを入れておくことができます。
また、USBケーブルはUSBメモリー用とiPod用が別々にあるのでUSBメモリー、iPodを同時に接続する事ができます。
サウンド調整機能が向上した
サイバーナビは1つ前の900シリーズから内蔵アンプや外部アンプによるスピーカーのマルチ接続が可能になりましたがサウンドナビと比較すると「31バンドイコライザーが使えない」「タイムアライメントの設定単位が長い」など調整機能がイマイチと感じていました。
901シリーズからオーディオ基板が変更になり、サウンドナビ同様に31バンドイコライザーが装備され、タイムアライメントの設定単位が同じになるなどほぼ同等の機能が使えるようになりました。
ETCがそのまま接続できる
サウンドナビには三菱のETC(2.0ではない)を接続していましたが、カロッツェリアのETCは三菱電機のOEMなので接続ケーブルを購入するとサイバーナビに接続できる事が分かりました。
使用しているETCはEP-7311Bです。
こちらの「LE-03EC」を購入すると連動出来ました。
光ビーコンが使える
サイバーナビの900シリーズには光ビーコンを接続する事はできませんでしたが、901シリーズから接続できるようになりました。しかも古い光ビーコンでも使えるので手持ちのND-B6という古いビーコンを接続する事ができました。
この様にETCとビーコンユニットが認識されています。
ステアリングリモコンがアダプター無しで使える
自分のサウンドナビは純正OPではなく市販モデルだったのでそのままではステアリングリモコンが使用できなくてガレイラというメーカーのステアリングリモコンアダプター(8,000円程度)を間に入れる必要がありました。
サイバーナビはステアリングリモコンケーブル(1,600円程度)を購入するだけで使う事ができました。
Wi-Fiで渋滞情報が取得できる
サイバーナビは通信モジュールを接続するかWi-Fiテザリングを行うとスマートループを使用できるようになります。通信モジュールは3年分の通信料込みで16,000円程度購入できますが、ほぼ通勤でしか車に乗らない自分には必要なさそうでした。
スマホやモバイルWi-FiルーターなどでWi-Fi接続を行えばほぼ同じ事ができますのでそちらで対応する事にしました。
スマートコマンダーの置き場所
形状的に置きづらいスマートコマンダーはドリンクホルダーに置く事にしました。
レヴォーグのセンターコンソールのドリンクホルダーにダイソーに売っていたドリンクホルダーを入れています。
横ら見るとこんな感じの形ドリンクホルダーです。
センターコンソールの深い方のドリンクホルダーの底に高さ調整のスポンジゴムを入れます。
こんな感じに高さがジャストフィットで、レーダー探知機のリモコンを置く事ができるトレーまで出来ました。
スマートコマンダーの固定はスポンジゴムをきつめにカットして入れています。
902と901の違い
2018年4月に902シリーズが発表されました。カロッツェリアのナビはハードの変更を伴う大規模チェンジとソフトの変更を主としたマイナーチェンジがあります。今回はハードの変更が伴わないマイナーチェンジとなります。
パイオニアのHPによると
「2018年発売の902シリーズと、2017年モデルの901シリーズの違いは何ですか?」
■スポットフォルダやスポットリザーブなどの各種MapFan連携機能(MapFanコネクト)に対応
■表示させておくだけで、施設の駐車場有無や営業時間外かどうかが分かる「スマートロゴマーク」
■各種機能や操作方法にQRコードでたどり着ける「サポートガイド」
■HOMEメニューのレイアウトを変更
■100mスケール以下の信号機表示のサイズを大きめに変更
■自車位置を考慮したフリーワード検索の結果表示
■ステアリングリモコン設定に「スバル5」を追加
■AVメニューの「リアクルーズ」内の初期設定を変更(変更前:「Rear OFF」、変更後:「ビジュアル」)
■通信接続後すぐにスマートループ渋滞情報などを連続して使えるよう、初期設定を変更
「2017年モデルのサイバーナビと比べて、音質面で変わりはありますか?」
サイバーナビ「AVIC-CL902-M/CW902-M/CZ902-M/CL902-M/CW902/CZ902」や車種専用モデル「AVIC-CE902SE/CE902AL/CE902VE/CE902VO/CE902NO/CE902ES/CE902ST」は、2017年モデルと同等の音質です。
なお音質面を追求した、80周年記念モデル「AVIC-CZ902XS-80」(台数限定発売)やカロッツェリア Xシリーズ「AVIC-CZ902XS」を新しくラインアップしております。こちらの詳しい内容については専用ページを参照願います。
音質面は変更が無く、ナビ部分が若干変更になった模様です。
2018年モデル(902シリーズ)は2017年モデル(901シリーズ)よりも現時点では5万円前後高価なので、ナビ機能の変更が不要ならお買い得な901シリーズを購入するのもありではないでしょうか。