レヴォーグにリモコンエンジンスターターを付けたいと思い検討しています。
イモビライザーが装備されている車両の場合、適合するリモコンエンジンスターターが限られるのでよく吟味する必要があります。
イモビライザーがポイントです
イモビライザーが付いていると、キーから発信されたID(電波)を車が受信しないとエンジンが掛かりません。よって、受信範囲内にアクセスキーがある必要があります。
リモコンエンジンスターターの機種によってはイモビライザー用にアクセスキーを車内に置いておく必要がある機種がありますがアクセスキーを車内に置いておくという事は、イモビライザーの機能を無効にするという事を意味していますのでセキュリティ的には避けたい選択です。(アクセスキーから電池は抜いておくのでドアロックのキーレスアクセスは作動しない)
それに対して、アクセスキーを車内に残さなくても使用できるリモコンエンジンスターターもあるので今回はそちらのタイプから選んでみようと思っています。
純正品
純正品は標準装備のアクセスキーを使用した「キーレスアクセスアップグレード」と別体リモコンを使用する「リモコンエンジンスターター」があります。純正品はいずれも車内にアクセスキーを置いておく必要がありません。
キーレスアクセスアップグレード(純正)
キーレスアップグレードの長所は別のリモコンを持ち歩く必要がなく、アクセスキーをそのまま使用できる事です。しかも、リモコンでエンジンを始動した場合でもドアハンドルでドアロック解除ができるのも特徴です。また、比較的リーズナブルな価格となっています。
短所は近距離専用(キーレスの電波が届く程度)である事と、車に乗り込む際は必ずエンジンが停止するのでエンジンを掛けたまま発進する事(ライド&ゴー)が出来ない事です。
リモコンエンジンスターター(純正)
こちらはA型発売時点ではラインアップされておらず途中で追加された商品です。キーレスアクセスアップグレードと違い、通常のリモコンエンジンスターターと同様の距離でエンジンを掛ける事ができます。長所は本格的なリモコンスターターである事とアクセスキーを車内に置かなくても良い事です。
また、リモコンでエンジンを始動してもドアハンドルでドアロック解除できるのが特徴です。
短所は高価な所とライド&ゴーが出来ない事でしょうか。
社外品
社外品はスペアキーを必要としないモデルは限られます。
CAM SMT-10
CAMのSMT-10はスペアキー不要で使用する事ができます。こちらは純正品で対応しないライド&ゴー(CAMではクイックドライブ機能と言います)にオプションで対応するのが長所です。また、価格もリーズナブルな設定になっているのが特徴です。
短所は購入先が限られる(オートバックスのみ?)事とリモコンエンジンスターターでドアロックを操作した場合のハザード点滅が使えない事でしょうか。
サーキットデザイン NEXT LIGHT ESL50
サーキットデザインのNEXT LIGHT ESL50もスペアキー不要で使用する事ができます。こちらの長所はリモコンでドアロック操作した際にハザード点滅に対応している事です。
短所はライド&ゴーに対応してない事です。
仕様まとめ
各モデルを一覧にしてみました。
メーカー | 品名 | ドアハンドルで ロック操作 | ライド&ゴー | 価格目安 (取付費込) |
純正 | キーレスアクセス アップグレード | 有効 | 無効 | ¥24,000~¥25,000 (感謝デイ価格) |
純正 | リモコン エンジンスターター | 有効 | 無効 | ¥58,000~¥60,000 (感謝デイ価格) |
CAM | SMT-10 | 無効 (リモコンで操作) | OPで対応 | ¥45,000~¥50,000 (OPハーネス込) |
サーキット デザイン | NEXT LIGHT ESL50 | 無効 (リモコンで操作) | 無効 | ¥50,000~¥60,000 (OPハーネス込) |
値段と機能のバランスで考えるとSMT-10が気になります。
SMT-10を買いました→記事はこちら
E型以降は上の情報は適合されません。
E型以降はこちらの記事を参考にしてください→レヴォーグF型にサーキットデザインのリモコンエンジンスターターを付けてみた