サウンドナビにはオプションでHDMIケーブルが用意されています。HDMIケーブルで何ができるか分からなかったので興味津々ですが、ケーブルが高すぎです。定価が7,900円(税別)なので気軽に試せる金額ではありません。
しかし、安価に試せる流用技がありましたのでHDMI接続を試す事ができました。
イクリプスのケーブルが安い
三菱純正ケーブルが高すぎるので、何か安いケーブルがないか探したらイクリプスのナビ用ケーブルが流用できそうな事が分かりました。形状が同じらしいです。
イクリプスの「HDMI114」と言うケーブルです。三菱純正ケーブルの1/3位の値段です。
早速、注文したらすぐに届きました。接続するにはナビの裏側にアクセスする必要があります。DIYできる方は問題ありませんがディーラーなどに依頼する場合は工賃が掛かるかもしれません。
噂通りサウンドナビには問題なく接続できたのでセンターコンソールから引き出しました。長さも十分でした。写真ではiPodも接続されていますが、何も接続されていないのが今回取り付けたHDMIケーブルです。
機器側のケーブルも必要
今回テスト接続する機器はこちらです。
Windows8.1タブレットの「ASUS T100TA」と2年前のスマホ「SONY SO-03D」です。これらのHDMI端子はタイプDという小さい形状の物になります。センターコンソールに引き出したHDMIケーブルはメスのタイプAなのでここと機器に接続するオス-オスのケーブルが必要になります。
今回は機器側の端子に合わせてタイプAオス-タイプDオスというケーブルを準備しました。
スマホにはこんな感じに繋いで反対側はセンターコンソールのHDMI端子に接続します。
サウンドナビのAVメニュー画面のHDMIという所をタッチすると映るはずです。
映りました!サウンドナビがAndoroidみたいになってます。でも、ナビの画面にタッチしてもAnodroidの操作はできません。あくまで外部モニターですから仕方ないですが、ナビで操作出来たら本当に素晴らしいと思います。もちろん操作はスマホ側で行う必要があります。
ちょっと画面のアスペクト比がおかしい感じですがYouTubeを映した画面です。もちろん他のアプリも問題なく映ります。でも、これはスマホ側の問題なのですがHDMI端子部分が小さいのでスマホを少し動かしただけで接触が悪くなってしまい、映らなくなってしまうので車内で使うのには向いていませんね。HDMI端子がしっかりした機器なら問題ないと思います。Android搭載のメディアプレーヤーなんかを接続すればおもしろそうです。
次はWindows8.1タブレットです。
映るには映りましたがWindow8.1の最低解像度まで達していないので、アプリを開いても表示されない部分がある上に、ウインドウの移動もできないのでアプリの操作ができない物もありました。あまり実用的ではない印象です。とりあえず動画や音楽は再生できますがとにかく操作性が悪すぎます。
まとめ
サウンドナビ(NR-MZ80PREM)のHDMI入力の規格は480Pです。480Pの解像度は最大で720×480なので今回接続した機器では全ての情報を表示させる事ができないので実用的ではないです。AndoroidならまだましですがWindows8.1タブレットは無理そうです。逆に、480P出力に対応したプレーヤーなら問題なく再生できる事も確認できました。
今度、480Pに対応したメディアプレーヤーを探して繋いでみたいと思います。