新型BRZに試乗してきました。

レヴォーグオーナー目線でレビューしてみたいと思います。

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SグレードのMTでした

試乗車はSグレードのMTで、ボディカラーはサファイアブルー・パールでした。

後のフォレスターと比べると全高がかなり低い事が分かりますね。

帰りに自分のレヴォーグに乗ったら着座位置が高く感じてRV車かと思いました。(笑)

 

こちらから見てもかなり低い事が分かりますね。

 

MTなのでアイサイトはなしです。BRZの内装はレッドステッチなので自分のレヴォーグと同様な感じで落ち着きます。

 

メーターはフル液晶でイグニッションOFFだと何も表示されません。

 

エンジンを掛けるとこんな感じに表示されます。かなりの逆光で撮った写真なので画像を修正していますが、実際の視認性は全く問題ありませんでした。

新型レヴォーグの時も感じましたが、今後はディスプレイメーターが主流になりそうですね。自分的にはリアルアナログメーターの方が見やすいと感じます。

個人的にはディスプレイメーターを見ているとゲームの様に感じるんですよね。

外気温が38度って表示されていますが、実際にその位の気温でした。レヴォーグも38度って表示されてましたし。最近の気温は異常ですね。

 

シートはデザイン、素材共に自分のレヴォーグと似てました。好きなデザインです。

 

後席はとりあえずは座れる感じでした。但し長距離ドライブは不可能でしょう。FC3SやFD3Sよりは大分広いです。

 

ドアトリムはこんな感じでした。最近のSUBARU車の感じですね。

BRZは車高が低いだけでなくサイドシルの骨格が幅広いので、乗車する際は足が引っかかります。

足腰が良くないと乗り込む事も出来なそうな感じですので、乗り降りする時も足腰を鍛えるスポーツをしている印象です。

 

試乗車のBRZはSグレードなので18インチ仕様でした。215/40R18のミシュラン パイロットスポーツ4が装着されていました。

2年ぶりにパイロットスポーツ4に乗るのでどんな乗り味なのかとても楽しみです。

 

試乗した感想

まずは、今回試乗したBRZのスペックから確認してみましょう。

全長 4265mm × 全幅 1775mm 全高 1310mm ホイールベース 2575mm

トレッド 1520mm(前)/1550mm(後)

最低地上高 130mm 車両重量 1270kg

最高出力 173kW(235PS)/7000rpm

最大トルク 250N・m(25.5kgf・m)/3700rpm

パワーウエイトレシオ 5.40kg/PS

タイヤサイズ 215/40R18

 

参考までに自分のレヴォーグ(VMG)は以下の通りです。

全長 4690mm × 全幅 1780mm 全高 1490mm ホイールベース 2650mm

トレッド 1530mm(前)/1540mm(後)

最低地上高 130mm 車両重量 1570kg

最高出力 221kW(300PS)/ 5600rpm

最大トルク 400N・m(40.8kgf・m)/ 2000~4800rpm

パワーウエイトレシオ 5.22kg/PS

タイヤサイズ 225/45R18

 

こうして比べてみると意外にもレヴォーグの方がパワーウエイトレシオが良い事が分かりました。

また、乗り込んだ際に感じたBRZの着座感覚から考えると最低地上高がかなり低いのではないかと思っていましたが、意外にもレヴォーグと同じでした。

シートレールが低いんでしょうね。

ちなみに走りの印象は何の情報も入れない状態で試乗したので先入観のない純粋な感想になっています。

 

エンジン

BRZは2.4LのNAで235PSです。

FA24は最大出力(7000rpm)まで一直線にパワーが盛り上がるタイプのエンジなので吹き上がりは軽い感じです。

さすがに2.4Lもあると発進はとても楽で、久しぶりに乗ったMTでもエンストする事はありませんでした。

市街地走行では3速まであれば事足りるくらいスピードの乗りが良かったです

試しに50km/hで6速まで入れてみましたが全く問題なく走行できる柔軟性もありました。

とても静かでパワーもあり良く回るエンジンだと思いました。

この位パワーがあればNAでも十分ですね。

 

足回り

BRZもレヴォーグもフロントはストラット、リヤはダブルウィッシュボーンと形式自体は同じです。

BRZのショックは何も記載がないので通常のショックが装着されている思いますが、乗り心地がとても良く、短時間の試乗では何の不満もありませんでした。

不快な揺れやピョンピョン跳ねる感じもありませんでした。

また、40のパイロットスポーツ4はとてもしなやかで、静かな印象でこれなら文句はありません。

 

ハンドリング

低重心ワイドトレッドですからロールなどは感じず、轍に取られる事もなく非常に安定したハンドリングでした。ワインディングは絶対に楽しいに決まってますね。

 

操作感

上にも書きましたが自分的にはメーターのデザインが見にくく感じました。やはりアナログ針が好きです。

でも乗っている内に慣れるでしょうから気にする事もないですね。

シフトレバーの操作感は好みの感じでしたが、クラッチは2速以降も優しく繋がないと駄目な感じでした。

これも自分の車として乗ればすぐに慣れるでしょう。

 

試乗まとめ

結論から言うと複数車を持つことができて、置く場所が確保できるなら欲しいです。ちょっと乗っただけでもすごく楽しそうな感じでしたから。但し雪国でメインカーとして1台だけしか車が持てないならかなり躊躇する感じではあります。

でも、雪が降らない時期に数か月使ってみたいです。

 

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STI Peformance Packageって高くないですか?

最後にディーラーからもらったチラシを紹介します。

513万円って書いてあります。VABより高いですよ。

さすがに高すぎるのでチラシを良く見てみるとSTIパーツが174万円分とナビ、カメラ、ドラレコで44万円って書いてありました。

これでは若者は買えないですよね。自分もこの値段では買えないです。

本当に車って高くなった感じがします。

とは言っても車の値段はこれからも上がり続けるでしょうから覚悟しておこうと思います。

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