フォレスターが2020年10月22日にC型にマイナーチェンジされて、レヴォーグに搭載予定のCB18ターボエンジンが搭載されました。

搭載されているのはスポーツ(SPORT)と言うグレードですが、行きつけのディーラーに試乗車が配備されたので早速試乗してみました。

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CB18ターボの印象

新開発のCB18ターボエンジンですが、雑誌やWEBなどでインプレッションが結構出ていると思います。

しかし、実際の一般道で一般ユーザーが走ってみた感想はあまり多くないのではないでしょうか。今回は、一般ユーザー目線で普段乗っているFA20ターボと比較して感想を書いてみたいと思います。

発進加速

フォレスタースポーツのSIドライブは「I」と「S」の設定のみで「S#」は搭載されません。

「I」と「S」を両方試しましたが、普段乗っているFA20ターボとの比較ではビックリするようなトルク感は感じませんでした。「とにかくスムーズ」と言った印象で運転はしやすいと思います。

レヴォーグの1.6に搭載されていたFB16ターボと比べると、とてもスムーズな印象でターボ感はあまり感じませんでした。

実際にタイムを取ると速いのでしょうが、活発な印象はないのでドッカンターボが好きな人には物足りないかもしれません。

もっとも、普段乗っている車との対比になりますので感想は人それぞれだと思いますがFA20ターボとは性格が別物でした。

中間加速

走行中にアクセルを踏み込んだ際の加速ですが、とてもスムーズです。

やはりターボ感はあまり感じませんでしたが、平坦な場所での試乗でしたので坂道などで乗れば印象は変わるかもしれません。

キックダウン的にアクセルを踏み込んで回転を上げてもターボ感はあまり感じられませんでした。

静粛性

エンジン音はかなり抑えられており、とても静かに感じました。

但し、試乗車のタイヤはFALKENが装着されていた為か1年前に代車で借りていたSK9より硬く感じました。タイヤが硬いせいかSK9のBSのデューラーより若干うるさく感じました。

アイドリングストップ

CB18エンジンにもアイドリングストップが搭載されていました。

再始動もスムーズでブレーキペダルの踏み具合でアイストのON/OFFをコントロールできました。

CB18エンジンまとめ

今後のSUBARU車のカギを握るCB18エンジンですが、スペック通り絶対的なパワーがある設定ではありませんでした。しかし、スムーズな加速感と自然なトルクの立ち上がり方は新しい時代のエンジンであると感じました。

この写真を見ればわかりますが、エンジンの全長が短くなっていてラジエターからクランクシャフトまでこんなに隙間が空いていました。このエンジンに最適化されたプラットフォームなら乗り味も大分変るのではないかと思います。

という事で、CB18エンジンは実際の一般道では十分すぎるパワーを持っていますので、サーキットなどに行かない限りは十分な性能だと思います。

外観

外観はオンロード寄りの設定でスポーティーにまとめられています。

随所にブラックが採用されていてスポーティです。

 

ちなみにSPORTのドアミラーは標準でグレーメタリックです。

 

リヤガーニッシュもグレーメタリックになって、マフラーが2本出しになります。ようやく本来のデザインになった感じです。

内装

内装はウルトラスエードが採用されたスポーティな感じになっていました。

コンソール付近やシートなどにウルトラスエードが使われていました。

 

リヤシートはこんな感じです。自分のレヴォーグの内装に雰囲気が似ていて好みの感じです。ウルトラスエードのシートに6年以上乗っていますが、肌触りや耐久性など何も不満が無く乗っていますのでこれはおススメです。

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まとめ

SKフォレスターに待望のターボエンジンが搭載された訳ですが、SJGのFA20ターボ様な加速感やトルク感を期待して乗ると肩透かしかもしれません。

しかし、レギュラーが使用できる事とターボを所有しているという満足感は得られると思います。振り返ってみるとFB25エンジンはとても力強かったなと改めて思いました。

気になる方は是非乗ってみてください!

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